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2020年7月10日 (金)

新しい科学1554

 科学について

 「科学は人格の働きを正しく展開することによって成り立つ過程であり、結果である。」ということを言って置きましょう。今日(こんにち)ではそれを「宇宙」とか「宇宙の働き」と言っても良いかと思います。
 その根本原理は『科学的存在観(SOパラダイム)』です。それには第一前提と第二前提があります。これらについてはこのシリーズで既に説明してきたので、そちらを見て頂くことにして、先に進みましょう。科学は自然科学から始まったと言われています。朝が来て、昼になり、夕方になり、夜が来て、また朝が来るという日常的な繰り返しが何故起こるのか謎だったことが地動説によって、明らかにされたのです。
 このことを社会の在り方にも当てはめて考えようとしてきた学問が社会科学です。このことを人間についても当てはめて考えようとした人がウイリアム・ジェームズという人でした。ところで、自然科学の発達・発展を導いてきたのはキリスト教的な宗教的世界観(これにはギリシャ的世界観も関係していたのですが)でしたが、実はこのことが人間科学の真の科学的発展を妨げて来たとも言えるのです。この事を明らかに示しているのが、核兵器(あるいは核ミサイル)の発達です。人は誰でも「生まれて、生きて、死ぬ」のですが、自然科学は「人自身の“生きて”行う活動ですから“死んで”というところまでは十分に取り上げて考えてないのです。」これを考えに入れなければならないのが人間科学です。
 具体的に言うと、昔の人は人の心は心臓の働きと考えました。自然科学の発達はこれを誤りとして「人の心は脳の働き」と今は考えています。しかし、人間科学的に考えると「人の心は人格の働き」なのです。もちろん、社会科学的に考えると「人の心は集団とか組織の働き」と言えるのです。

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